糸から生まれるデザイン。
こんにちは。
ちょっと真面目なお話です。
次のシーズンの企画を考える時、必ず届くモノがあります。
糸です。
この糸、実はなかなか手が込んでいます。
綿の芯糸にナイロンの糸を巻き付けて1本の糸にしています。(カバーリングといいます)
しかもこれはS方向とZ方向に二重に巻き付けて撚糸されたダブルカバーリング糸という代物です。
かなり小難しい話ですが、とにかく丈夫で上品な風合いの糸です。
糸で見ると結構、光沢感出てると思います。このキラキラしたのがナイロンです。
実際製品になるとこんな感じです。
配色糸を入れてウインドーペーンにしてみました。(しかもよくみると組織はヘリンボーン。。。。!!)
着用するとこんな感じです。
小難しい話は差し置いても、、シックでカッコイイですよね☆
普通に見えて、肌に触れた時にハッとするような商品。
前に、あるブランドに携わっていた時から『着た人にだけ起こるサプライズ』というのを常に意識してモノ作りをしています。
パッと見のインパクトも勿論大切だと思いますが、糸に込められたマニアックなこだわりに、何だかよくわからないけど何かが違うとハッと気づくとゆうのも、これまた洋服好きにはたまらなく素敵なコトだと思っています。
それはそうと、台風、、コワイですね。。
それではまた!
Iwagishi.